ごきげんよう!ひーこです。
多肉植物に魅せられて数か月、その間いろいろ気になったことをお話していきたいと思っています。
春に作った寄せ植えは今のところ順調に育っています。水やりは庭の草花よりも、少し回数を少なくすることで、元気に育ってくれています。
多肉植物はホームセンターや園芸店、スーパーの店頭などで、普通に見かけるようになりました。可愛く並んでいるのを見ると、思わず立ち止まってしまいます。
でも、可愛いのは分かるけど、どういう点に気を付けて選べば良いのでしょうか?
今回は基本の基本で、選び方のポイントと名前が重要な点についてまとめてみました。
Contents
多肉植物の選び方のポイントについて
まず、多肉植物を見て皆さんはどこに気を付けて選びますか?
大きさ、色、形?
自分が可愛い手に入れたいと思えるものがいい苗であるか見極めるにどこに気をつければいいのでしょう?
そこで、ポイントがあるんですね。
「苗半作」と言う言葉をご存知ですか?
園芸の世界の格言で、苗を入手した時の状態が、後々のできばえの半分を決定すると言われているんです。
多肉植物の特徴といえば、成長も他の植物に比べて緩やかですよね。
また、傷がちょっと入ってしまうと、その傷から腐ってきたりすることもあります。
そんなデリケートな多肉植物の選び方は、他の植物以上に気を使ったほうが良いようですね。
では、どうやってよい苗を選べばいいのでしょう。
いくつかポイントがありますので、あげておきます。
多肉植物に病害虫がついていないか確認しよう
多肉植物の病害虫は、他の植物に比べて少ない方です。
始めから、見た目で元気のないものはもちろん止めておきましょう。
葉が元気な物を選んでくださいね。
ただ、ネジラミがついていないかチェックした方がいいでしょう。
ネジラミは土の中に潜んでいますから、上から見ただけではわかりづらいのです。
入手してからにはなりますが、一度鉢から抜いてチェックします。
ネジラミは、白い粒状のもので、根が覆われている吸汁性の害虫です。
良く根を洗ってから、薬剤を溶かした水に漬けて、新しい清潔な土に植え替えます。
こちらは、病害虫の予防と対策で後日に載せる予定です。
多肉植物が徒長していないか、弱っていないか確認しよう
病害虫で弱っているものもありますが、基本は元気でしっかりした苗を選びます。
腐りやすい多肉植物ですから、徒長して軟弱な株は避けましょう。
インテリアショップに並ぶことも多くなった多肉植物ですが、お店の方の知識不足から状態が悪化してしまっていることも見受けられます。
悪化していることに気づかず販売されていることもあるようですよ。
あとあと、育てるのに苦労しそうですから、良く締まったしっかりした株を選びましょう。
多肉植物を買う時期は成長期の直前がおすすめ
店頭に並んでいる時期が成長期なのでしょうか?
多肉植物初心者の場合は分からないことだらけです。お店の人に遠慮せずに尋ねてみましょう。
成長期の直前に入手したら良い理由は、新しい環境に慣らしやすいからなんです。
環境の違う所で育てるようになりますから、これから成長するという時の方が管理が楽になるのは間違いないです。
元気に成長してくれていると、うまく育っているのが良く分かりますね。
ところが、休眠期ごろに入手してしまうと、動きがなくて飽きてきてしまい、株に不調が生じても発見するのが遅くなってしまいかねません。
そうなると残念ながら、出来る対策が限られてしまいます。
多肉植物に学名の名札が付いているか確認しよう
いきなり、難しいかと思われますが、学名のあるものを選びましょう。
学名とは世界共通の名前の事です。
何にでも、名前がありますよね。名前によって取扱説明書が異なります。
学名が分かれば、この植物が何者かを知ることができます。何の仲間なのか簡単にわかるということです。
ほとんどが、外国生まれの多肉植物にとって、学名はとても重要です。学名を知ることによって多肉植物の情報を効率よく収集できますからね。
ですから、多肉植物を選ぶ時にこの学名が付いているものを選ぶようにしましょう。
学名は 属名・種名・品種名 を指します。
また、和名も付いているものもあります。
お店に並ぶ多肉植物のラベルには、学名が全て記載されているとは限りません。
それが、属名なのか、種名なのか、品種名なのか分からないことも良くあります。
そんな時は、躊躇せずお店の人に尋ねましょう。
名前がわからないと育てられない?
必要なのは予備知識なんですね。
多肉植物を育てるためには、名前で、その種の生活型や耐寒温度を知っておくことが重要になってきます。
多肉植物は、その種類で管理が違ってくるデリケートな所もある植物なので、予備知識を得ていく為に 名前が必要になってくるのです。
多肉植物のベテランさんは、株を見ただけで、学名を間違えずに言える方もいらっしゃるようですが、少し慣れてくると、属名が分かるくらいにはなるでしょう。
まだ初心者のうちは、名前のはっきり分かっているものを選びましょう。
名前が分からない時は調べよう
「購入した多肉植物の正確な名前が分からない。」
こんな経験も結構ありませんか?
選ぶ時にしっかりした名前の付いているものを選ぶことが大切なのですが、名前が分からないこともあります。
あわてずに、名前を調べてみましょう。名前を知ることが栽培の第一歩です。
1.図鑑で調べよう
雑貨店やホームセンターなどで、初心者向けに売られているものは比較的探しやすいものです。
姿、葉の形、葉の付き方、花の形
などを手掛かりに図鑑調べていきます。
あまり、手こずることなく、名前を特定できるでしょう。
それでも、分からない時はここで聞いてみると良いでしょう。
2.多肉植物の愛好家団体などの展示会で聞いてみよう
愛好家団体の展示会などがないか調べてみましょう。
写真を撮って展示会で聞いてみると即判明するようです。愛好家団体の中には多肉植物マイスターのような人もいるので、種類をすぐに教えてもらえます。
愛好家団体の画像付き掲示板を検索するのも良いですね。
名前が和名のものも学名を調べておこう
購入時に名前が和名のものもあります。
漢字で表された和名はなかなか風情があって、個人的には好きですが、学名は世界共通のものなので学名を知っておきたいものです。
インターネットで学名はすぐに調べることができます。
学名が分かると、種類が分かるので育て方もわかりますね。
多肉植物の購入時のまとめ
購入時には、株の状態をよく見て良い株を選びましょう。
学名のしっかり分かる株を選びましょう。
多肉植物の名札を失くさないようにしっかり管理することをお勧めします。
名札に書かれていることが、たとえ不完全でも手掛かりになることもおおいにあります。
まずは、購入時のポイントにについてお話してきました。
次回から少しづつ育て方のコツなどをお伝えしていきたいと思います。
最後まで御覧いただいてありがとうございました。