ごきげんよう!
あなたの知りたいことお調べ隊のひーこです。
はじめに
しばらく、夏がもうやって来たのかと思わせるような日が続きました。
でも、やっぱりそんなことはなくて、今日は久しぶりに長袖を着ています。
暑くても寒くても、淡々と、一日一日、日付は進んでいきます。
ホタルの情報はもうすぐ届くかと思います。
ホタルの飛び交う頃が終わりかける頃にそろそろ始まるのは、
お待ちかねの夏祭り!
夏祭りと言うと何が思い浮かびますか?
私は、一番に花火です。
その次に夜店、屋台。
でもね、ここの祭りはね、他にもあるんです。
それは、お神輿なんです。しかも、海中神輿なんですよ!
えっ?
「いやー、夏祭りって言ってもねー、まだ早いよ。」って、聞こえてきましたけど。
いえいえ、暦の上ではれっきとした夏なんですよね。
だって、ホタルって夏でしょ?
ねっ、夏には違いないと思ってもらえた所で、
徳島のトップをきって始まる夏祭りが徳島の竹ヶ島神社祭りなんです。
夏祭りの始まりはここからですよ!
今から、徳島の竹ケ島神社祭りをご紹介します。
徳島 竹ヶ島神社祭り
徳島の竹ヶ島神社は、徳島県の南部にある海陽町の竹ヶ島にあります。
その竹ヶ島の漁港の正面、階段上の建立されています。
竹ヶ島神社の御祭神として国常立命(くにとこたちのみこと)らが祀られています。
大漁と海上安全の守護神でもあります。
竹ヶ島神社のお祭りでは勇壮な海中神輿が有名です。
漁業が中心の竹ヶ島では、漁の安全と、豊漁を願って行われる神事ですから、神聖なお祭りです。
太鼓が響く中を、神事が執り行われ、ご神体が神輿に移されます。
「チョウサジャ、チョウサジャ」という掛け声と共に境内から神輿が担ぎ出され、一気に石段を駆け下がります。
この掛け声も独特の響きがあって聞いてみたいと思いませんか?
広場いっぱいに集まった観客の中を激しく練り歩き、海の中へ。
そして、神輿は二度三度と海に沈められ、黒潮をたっぷり浴びて、陸に上がります。
上がった神輿は東海岸にある浦磯の御旅所に入ります。浦磯は湾に面した海岸の磯です。
そこで、神主の祝詞が上げられます。
この勇壮な中に厳しさや神聖さわ伺わせる、お清めの姿が見てとれますね。
島の人は、老若男女 年寄りから子供まで全て、神輿の下をくぐりぬけるのです。
二日間にわたって行われる竹ヶ島神社祭りでは、子供神輿や、花火も開催されます。
子供神輿も可愛いので、こちらも見逃せないです!
そして、花火は徳島県内の夏祭りで一番最初です。
徳島の夏祭りはここからが始まりです!
お祭りも楽しみたいですが、この神聖な海中神輿で島民の幸せを願わずにいられませんね。
徳島 竹ヶ島神社祭りスケジュール
日 程 | 2018年5月19日(日)・5月20日(月) |
場 所 | 徳島県海部郡海陽町宍喰浦竹ヶ島 |
徳島 竹ヶ島神社祭りの詳細
5月19日(日) | PM 1:30~ 子供神輿
PM7:30~ 奉納花火 |
5月20日(月) | AM8:00~ 御祈禱祭
PM1:00~ お神輿 お浜出(終了後餅投げ) |
神事ですので、時刻、内容の変更もあるかもしれませんので、ご了承ください。
花火の行われる宵宮は、夜店も出店されて、なかなかの盛況ぶりです。
2日間行われる行事を堪能してくださいね。最後の餅投げも盛り上がります。
なお、平成30年の海中神輿は中止となりました。
今年こそ、海中神輿が行われるといいですね。
お問い合わせ
海陽町観光協会
徳島県海部郡海陽町宍喰浦竹ヶ島 TEL:0884-76-3050
アクセス
車でお越しの方:徳島ICより国道11号→55号を経由し室戸・高知方面へ約2時間10分
公共交通ご利用の方: 南部バス 竹ヶ島バス停下車 徒歩5分
竹ヶ島について
竹ヶ島についておはなしいsます。
竹ヶ島は徳島県海陽町の沖合に浮かぶ小さな島で、その面積は0.4㎢しかありません。
橋で繋がっているため、島なのに陸続きの感覚です。
また、イシサンゴの群生地として、竹ヶ島は知られています。
住民の生計を立てているのが漁業であって、島はマグロ漁の基地として使われています。
島の北西部は竹ヶ島海中公園に指定されていて、海陽町が運営するマリンジャムがあります。
マリンジャムでは、海中観光船による散策や、シーカヤック、スノーケリング等が体験できます。
去年リニューアルされた小さい水族館もあって手で触れる体験もできて楽しめる内容になっています。
ちなみに、本年 2018年6月17日 シーカヤックトーナメントが 開催されました。
マリンスポーツ魅力満載ですね。
スノーケリングでイシサンゴを見てみたいですね。
最後に
徳島・竹ヶ島神社祭りは、漁業中心の島民の安全と繁栄を願った大切な神事ですが、ここにも過疎化は避けられず、お祭りの神輿の担ぎ手が不足して残念なことに、2017年海中神輿の行事が中止になってしまいました。続いて2018年も中止になりました。
由緒ある竹ヶ島神社祭りの海中神輿が今年は見られる予定ですが、こればかりは担ぎ手も要ることなので、行われることを祈るばかりです。
御祭神である国常立命に島民の願いの届くよう神聖な行事が続いていきますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの幸せ願っている ひーこでした。